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第4類消防設備士試験

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交流回路の抵抗

交流の場合も直流と同様にオームの法則が成り立ちます。

交流回路の抵抗

V = IR が成り立ちます。

抵抗を流れる電流は電圧と同相です。
従ってその関係をベクトル図で表すと以下のようになります。

交流回路の抵抗

コイル(誘導リアクタンス)

コイルに交流を流すと、抵抗と同じように電流を妨げる働きをする。
これを誘導リアクタンスという。

誘導リアクタンスの記号はXLで、単位はΩである。
誘導リアクタンスXLの値は、コイルの大きさを表すインダクタンスL[H]と交流の周波数f[Hz]で決まる。

コイルの特性

コイルに交流電圧を印加するとコイルに逆起電力が発生して電流の流れを妨げるため、電流の流れが電圧に対して90°遅れる。

交流回路の抵抗

コンデンサ(容量リアクタンス)

コンデンサに交流を加えると、抵抗と同じように電流を制限する働きをする。
これを容量リアクタンスという。

容量リアクタンスの記号はXcで単位はΩである。
容量リアクタンスXcの値は、コンデンサの静電容量(キャパシタンス)C[F]と交流の周波数f[Hz]で決まる。

コンデンサの特性

コンデンサに交流電圧を印加するとコンデンサは充電放電を繰り返し、あたかも電流が流れているようになる。この電流の流れは電圧に対して90°進む。

交流回路の抵抗

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