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第4類消防設備士試験

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合成インピーダンス

直流回路の抵抗の合成に合成抵抗というものがありました。

交流回路では、合成インピーダンスといいます。

直列接続の合成抵抗の場合は、ただ抵抗を足すだけでした。
たとえば、
R=R1+R2+R3・・・・・・
のようになっていました。
しかし、交流回路の場合は足すだけではいけません。
それは、コイルやコンデンサには位相が90°遅れる、進むの性質があるからです。

RL直列回路

合成インピータンス

この抵抗とコイルのインピータンスを求めるためにわかりやすくベクトル図を書いてみます。

合成インピータンス

つまり、このベクトルの和が合成インピータンスになります。

合成インピータンス

このZが合成インピータンスになります。

合成インピータンス

このように合成インピータンスを求めることが出来ます。

RC直列回路

合成インピータンス

この抵抗とコンデンサのインピータンスを求めるためにわかりやすくベクトル図を書いてみます。

合成インピータンス

つまり、このベクトルの和が合成インピータンスになります。

合成インピータンス

このZが合成インピータンスになります。

合成インピータンス

このように合成インピータンスを求めることが出来ます。

RLC直列回路

合成インピータンス

この抵抗とコイルとコンデンサのインピータンスを求めるためにわかりやすくベクトル図を書いてみます。
コイルは90°遅れる。
コンデンサは90°進む。 の特性があります。従ってベクトル図は以下のようになります。

合成インピータンス

このようになります。 つまり、このベクトルの和が合成インピータンスになります。

合成インピータンス

このZが合成インピータンスになります。

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