消防設備士試験について情報をお伝えしていきます。
試験は、マークシートでの筆記試験(四肢択一式)と実技試験(写真・イラスト・図面等を用いた記述式)で行われ、試験時間は甲種が3時間15分、乙種が1時間45分です。
消防設備士、電気工事士、電気主任技術者、技術士等の資格取得者は、申請により試験科目の一部が免除になります。
尚、甲種特類試験には、科目免除はありません。
甲種・乙種ともに、筆記試験で各科目ごとに40%以上の正解率、さらに全体出題数では60%以上であること。かつ実技試験でも60%以上の成績を修めると合格となります。
試験の一部免除がある場合は、免除を受けた以外の問題で上記の成績を修めれば合格となります。
備考:一部免除では上記の通り電気工事士等の免許取得者には電気の問題が免除されます。
しかし、免除した場合は電気の科目以外の正解率60%以上が合格となります。
従って電気で得点を稼げる人は少しでも正解率を上げるためにも免除しない方が良いと思います。
試験科目 | 問題数 | 試験時間 | |||
---|---|---|---|---|---|
甲種 | 乙種 | ||||
筆記 | 基礎的知識 | 機械に関する部分 | 甲種:3時間15分 乙種:1時間45分 | ||
電気に関する部分 | 10 | 5 | |||
消防関係法令 | 各類共通 | 8 | 6 | ||
4類に関する部分 | 7 | 4 | |||
構造機能及び工事又は整備の方法 | 機械に関する部分 | ||||
電気に関する部分 | 12 | 9 | |||
規格に関する部分 | 8 | 6 | |||
合計 | 45 | 30 | |||
実技 | 鑑別等 | 5 | 5 | ||
製図 | 2 |
消防設備士試験には免除制度があります。
それは、電気工事士免許及び電気主任技術者の免許等を持っていれば消防設備士試験の電気に関する部分が免除になります。
しかし、免除した場合は電気の科目以外の正解率60%以上が合格となります。 従って電気で得点を稼げる人は少しでも正解率を上げるためにも免除しない方が良いと思います。
試験科目 | 電気部門の技術者 | 電気主任技術者 | 電気工事士 | ||
---|---|---|---|---|---|
筆記 | 基礎的知識 | 機械に関する部分 | |||
電気に関する部分 | ● | ● | ● | ||
消防関係法令 | 各類共通 | ||||
4類に関する部分 | |||||
構造機能及び工事又は整備の方法 | 機械に関する部分 | ||||
電気に関する部分 | ● | ● | ● | ||
規格に関する部分 | ● | ||||
合計 | |||||
実技 | 鑑別等 | ||||
製図 |
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