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第4類消防設備士試験

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ガス漏れ火災警報設備

検知器の検知方式

ガス漏れを検知する方式には、次の3種類があります。
半導体式

酸化錫、酸化鉄等の半導体を350℃前後に昇温させた状態で可燃性ガスを通過させると、半導体の表面に可燃性ガスが吸着 して電気伝導度が上昇する。この性質を利用して、ガスを検知する。

接触燃焼式

白金線の周囲にアルミナ等を焼結させ、表面に白金、パラジウム等の酸化触媒を保持し、これを500℃前後に昇温させておくと 、可燃性ガスは表面で接触燃焼して白金線の温度を上昇し、その電気抵抗が増大する。この性質を利用して、ガス漏れを検知する。

気体熱伝導度式

空気と可燃性ガスは、熱伝導度が異なるため、加熱された白金線に可燃性ガスが触れると白金線の温度が変化し、その電気抵抗が異なってくる。この性質を 利用してガス漏れを検知する。
実際には白金線ではなくサーミスタを利用したものが多い。

検知器の検知濃度

都市ガスの検知濃度

液化石油ガスの検知濃度

ガスの濃度が爆発下限界の100分の1から4分の1までの範囲で確実に作動し、100分の1未満のときには作動しないように定められている。

備考:爆発下限界とは、可燃性ガスが爆発を起こす、空気中のガス濃度の下限値のこと。

ガス漏れ火災警報設備とは
検知器の検知方式
警戒区域と設置基準

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