消防設備士試験について情報をお伝えしていきます。
周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったときに
火災信号を発信するもので、広範囲の熱効果により作動するもの
しかし、一般的に使われているのは2種のほうです。
一般的には普通の部屋などに多く使われています。動作原理は、差動式スポット型感知器と同じであるが、感熱部が空気室ではなく空気管になる。空気管により広範囲の熱を感知する。
機器構成は空気管と検出部からなる。空気管の規格は、肉厚が0.3mm以上、外径が1.94mm以上である。
1本(継ぎ目のないものをいう)長さが20m以上で、内径および肉厚が均一であり、その機能に有害な影響をおよぼすおそれのある傷、割れ、ねじれ、腐食等が生じないようにする。
また、検出部を5°傾斜させた場合、機能に異常を生じないようにする。
火災が発生すると、空気管内の空気が急激な温度上昇を受けて膨張し、ダイヤフラムを押し上げ、接点を閉じて受信機に火災信号を送る。
検出部からもっとも離れた空気管の部分20mが7.5℃/分の割合で直接的に上昇したとき、1分以内で火災信号を発信すること。
空気管全体が1℃/分の割合で直接的に上昇したとき、作動しないこと。
検出部からもっとも離れた空気管の部分20mが15℃/分の割合で直接的に上昇したとき、1分以内で火災信号を発信すること。
空気管全体が2℃/分の割合で直接的に上昇したとき、作動しないこと。
検出部からもっとも離れた空気管の部分20mが30℃/分の割合で直接的に上昇したとき、1分以内で火災信号を発信すること。
空気管全体が4℃/分の割合で直接的に上昇したとき、作動しないこと。
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