消防設備士試験について情報をお伝えしていきます。
力の三要素とは以下のことを言います。
赤●が作用点なら右方向に→の大きさだけ力が働いていることになります。
下の図のように向きの違うF1とF2の力を合成してF3とすることができます。
これを力の合成といい、合成した力を合力といいます。
例えば下の図のように右側にF1=2、下にF2=2の力が働いた場合の力が働いています。
この場合の力の合成F3は以下のようになります。
ピタゴラスの定理より
図の様にスパナでボルトを締め付けた場合、回転軸Oからr[m]にある点Aに力F[N]を直角に力を加えると、ボルトは回転しながら締め付けられる。
このような回転させる力の働きを力のモーメント(M)と言います。
次式で表されます。
単位は力をN(ニュートン)、回転軸Oからの距離をm(メートル)とすると、力のモーメントはN・mで表される。
下の図のように中心Oに大きさが全く等しい力F1とF2が真逆の方向に作用する力の合力は0(ゼロ)となり、中心Oは静止したままになります。
このような状態を「2つの力はつりあいの状態にある」という。まず、下側の3個の滑車を動滑車、一番上の滑車を定滑車と言います。
まず一番下の滑車には800Nの力が作用している事になります。
滑車の上方向には400Nの力が働いていることになります。