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規格(その他)

放射性能

消火器の放射性能については以下の規定がされています。

使用温度範囲

消火器は0℃~40℃(ただし、化学泡消火器は5℃以上40℃以下)の温度範囲で使用した場合、正常に操作できること。

自動車に設置する消火器

自動車に設置する消火器は、次の5つに規定されている。

備考:強化液消火器でも棒状放射の消火器及び化学泡消火器は自動車には設置できない。

キャップ、プラグ、口金

バルブ

ハンドル車式のバルブにあっては、1回転4分の1以下の回転で全開すること。

ホース

ノズル

原則として、消火器のノズルに開閉式及び切換式の装置を設けないこと。ただし、次のような場合は例外とします。

ろ過網

ろ過網が必要な消火器は化学泡消火器です。

ろ過網とは、液体の薬剤中のゴミを取り除き、ホースやノズルが詰まるのを防ぐために設けるもので、ホースやノズルに通ずる薬剤導出管の本体容器側に設けます。

安全栓

安全弁

安全弁は、化学泡消火器、ハロン1211消火器および高圧ガス保安法の適用を受ける二酸化炭素消火器とハロン1301消火器に装着されています。

安全弁の規格については、次のように規定されています。

液面表示

化学泡消火器の本体容器の内面には、(充てんされた消火器の)液面を示す表示をすること。

使用済みの表示

手さげ消火器には、使用した場合、自動的に作動し、使用済みであることが判別できる装置を設けること。

ただし、次のような消火器には使用済みの表示は不要です。 これらの消火器は使用済み表示しなくても使用されたことが明確に判別できるため

圧力調整器

圧力調整器は窒素ガス容器の高圧ガスを消火器に適応した充てん圧力まで減圧させる装置です。

圧力計は、調整圧力の範囲を示す部分は緑色で明示すること。

指示圧力計

蓄圧式の消火器(二酸化炭素消火器、ハロン1301消火器は除く。)には指示圧力計を装着する必要があります。

指示圧力計の概要は以下の通りです。

指示圧力計の規格

加圧用ガス容器

加圧用ガス容器は、ガス加圧式消火器に装着して、消火剤を放射する際の加圧側となる二酸化炭素(小型消火器用)や窒素ガス(大型消火器用)などを充てんしたもので、次のような種類がある。

容器の種類

充てんするガスの種類

内容積による分類

塗色

消火器の外面は、その25%を赤色仕上げとすること。

高圧ガス保安法の適用を受けた高圧ガス容器の場合は以下のような塗色が必要になります。

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