受信機の種類
受信機には
標準型と
集合型に分かれる。
標準型は通常一般的に用いられているものをいいます。
集合型は、複数の受信機が集合して一つの受信機を形成しているもので、「2つ以上の変流器と
組合わせて使用する受信機のことで、1組の電源装置、音響装置等で構成されたものをいう。
受信機の構造
- 電源を表示する装置を設けること。
- 受信機の電源入力側及び受信機からの外部音響装置、表示灯などに対して直接電力を供給するように構成された回路には、外部回路に短絡を生じた場合においても、有効に保護できる
措置が講じられていること
- 感度調整装置以外の感度調整部は、ケースの外面に露出して設けないこと。
試験装置と漏電表示
試験装置について
- (公称作動電流値に対応する)変流器の設計出力電圧の2.5倍以下の電圧を、その入力端子に加えることができる試験装置
- 変流器に至る外部配線の断線の有無を試験できる試験装置
上記試験装置の適合条件
- 受信機の前面において手動により容易に試験できること。
- 試験後、定位置に復する操作を忘れないように適当な方法を講じなければならない。
- 集合型の場合は、回線ごとに試験ができること。
漏電表示
- 赤色の表示(遮断機能を有するものにあっては、遮断後もこの赤色表示を継続するものであること)
- 音響信号