消防設備士総合情報.com

消防設備士試験について情報をお伝えしていきます。

第4類消防設備士試験

ホーム > 構造・機能の電気に関する部分 > 電気測定法
電気測定法

一般に電流計は負荷に対して直列、電圧計は負荷に対して並列に接続する。

電気測定法

電力計

負荷に対して並列に電圧コイル、直列に電流コイルを挿入する。
三相電力を測定する場合でも、2台の電力計の合計値で電力を 求めることができる(二電力計法)

絶縁抵抗計

絶縁抵抗を測定するための高電圧を作り出す回路を内蔵し、106Ω程度以上の高抵抗の測定に使用されます。

絶縁抵抗の基準値

対地電圧が150V以下の場合0.1MΩ以上
対地電圧が150Vを超え300V以下の場合0.2MΩ以上
対地電圧が300Vを超える場合0.4MΩ以上


工場で100V、200V、400Vの絶縁抵抗を測定した結果、以下の表のようになった。以下の工場のうち、絶縁不良を起こしていると考えられる工場はどれか。

単相交流100V三相交流200V三相交流400V
工場A0.4MΩ0.2MΩ0.3MΩ
工場B0.2MΩ0.2MΩ0.4MΩ
工場C0.3MΩ0.2MΩ0.5MΩ
工場D0.2MΩ0.2MΩ0.4MΩ

この場合だと、A工場の三相交流400Vが0.3MΩで絶縁不良を起こしています。

回路計(テスタ)

電圧計・電流計・抵抗計などをスイッチで切り替えて測定出来る計器。

電位差計

測定対象物に電流を流し、その時に発生する電位差から抵抗値を求める計器です。
1Ω程度低下の低抵抗を精密に測定する場合に用いる。

ホイートストンブリッジ

4本の抵抗を橋渡しとしたホイートストンブリッジを平衡させることで抵抗値を求める。
低抵抗から高抵抗まで精密に測定することができる。

ページのトップへ戻る