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第4類消防設備士試験

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接地工事

接地工事を施す主な目的は、漏電を生じている電気機器に人体が触れた場合、漏電電流を大地に流して人体が損傷するのを防ぐことです。

種類接地抵抗計接地線施設対象
A種10Ω以下引張強さ1.04kN以上の金属線または直径2.6mm以上の軟銅線高圧または特別高圧の機器の鉄台、金属製外箱などの接地に用いられるもので、高電圧の侵入のおそれがあり、かつ危険度の高い場合
B種変圧器の高圧側または特別高圧の電路の1線地絡電流のアンペア数で150を除じた値に等しいオーム数以下引張強さ2.46kN以上の金属線または直径4mm以上の軟銅線(高圧電路または特別高圧架空電線路等は別基準となる) 高圧または特別高圧電路と低圧電路を結合する変圧器において、混触するおそれがある場合
C種10Ω以下引張強さ0.39kN以上の金属線または直径1.6mm以上の軟銅線300Vを超える低圧用の機器の鉄台、金属製外箱、金属管など
D種100Ω以下引張強さ0.39kN以上の金属線または直径1.6mm以上の軟銅線300V以下の機器の鉄台、金属製外箱、金属管など
:低圧電路において、当該電路の地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときには500Ω以下。


例題

D種接地工事における接地抵抗値として、次のうち正しいものはどれか。

(1)50Ω以下
(2)100Ω以下
(3)500Ω以下
(4)10Ω以下

答え:(2)

このような問題での出題が多いです。

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